meow_noisy’s diary

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macbookのUSキーデビューに失敗した

背景

個人開発にmacbookを使っているが、作業上、メモリ8GBじゃスワップが入りまくって作業にならないので、買い換えることにした。
16GBのメモリを詰んだmacbookとなるとBTOになるが、macbook自体もうapple公式オンラインショップは扱っていない。公式が扱っているもので現行で一番軽いのはmacbook airだが、macbookと比べて質量が370g重くなる。これは結構きつい。
ということで、カスタマイズ品を中古で探すことにした。別に中古でも動けばいい。

所望のスペックのmacbookは簡単に見つかったが、問題はそれがUSキーだったことだ。USキーを過去に実際に使ったことはない。
とはいえ、「エンジニアたるものUSキーの方が慣れれば作業捗るんじゃないの?」という考えが頭によぎり、デビューすることにした。

・・・しかし、2週間さわっても、一向にUSキーに慣れない。というのは、USキーには「英数」「かな」キーがなかったためだ。切替はctrl + spaceということになる。日本語と英語を織り交ぜながら文章を作りたい時に不便だった。あと、英数モードにしようとしたらすでに英数モードだったときに日本語モードになってしまい二度手間になるのも地味にストレスだった。あと、私はPythonで主に開発しているので、コロンを多用する。USキーボードはコロンはshift + セミコロンで入力するので一々shiftを押さなければならずこれも面倒だった。

行う作業を日本語キーmacbookとUSキーmacbookで分けることも考えたが、持ち運びで作業することを考えると現実的ではない。したがって、ソフトウェアで論理的にキーを入れ替えて、なるべく日本語キー配列に寄せることにした。

『Karabiner-Elements』によるキー入れ替え

調べると、キー入れ替えには『Karabiner-Elements』という、キーカスタマイズツールが便利らしい。 google"macbook USキー carabiner"で検索すると、『Karabiner-Elements』で「英数」「かな」キーを割り当てる方法が数多く出てくる。記事をいろいろ参考にして以下のように『Karabiner-Elements』の設定をしてキーを割り当てた。

Simple modifications 欄

ここでは、スペースの左右についているcommandキーの挙動を「英数」「かな」に入れ替えた。あと、自分の好みでfunction、optionなどを割り当てている。

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Complex modifications 欄

ここでは、2件のキー入れ替えを行っている。①セミコロンとコロンを入れ替える、②capslockの挙動をcontrolキーの挙動に入れ替える

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セミコロン、コロン入れ替えの方法は下記記事を参考にした(ありがとうございます)。

キー交換後の所感

完全な日本語キー配列互換ではないものの、入れ替えるべきところは入れ替えられて、文章作成とコーディングがスムーズに行えて満足である。あとはキーシールみたいなのを上に貼ればなお良さそう。