meow_noisy’s diary

publish, or perish

COMITIA130(2019/11/24)入手品

先週コミティア130に行ってきました。

コミティアはオリジナル(非パロディ)の同人アイテムの即売会です。
売られているものは必ずしも世間の需要を満たさないのですが、その分オリジナリティのあふれる珍しいものに出会える可能性が高いイベントでもあります。
世間で見かけないものを見つけるために、私も一般参加者として現地(東京ビッグサイト西ホール)に行きました。

私の目当ては評論・情報ジャンルの同人誌でした。 コミティアで売られているものの大半は創作漫画なのですが、一部、個人の意見文、趣味や職業にまつわる体験記などを本にまとめたものが売られています。そのようなブース群が、評論・情報ジャンルとして同じシマにかためられています。
ただし、コミティア128の時よりもブース数は少なく感じました。同日に文学フリマ@東京*1があったから分散したのでしょうか。

買ったもの

  • 女装文化の歴史(600円) / 上手詩織さん
    • 約100PのA4コピー本。女装に関する雑誌、漫画、社会的活動が時流の移り変わりとともに、どう変遷したのかの歴史を綴った本。雑誌のスクラップの多さから抜け目のなさを感じたので購入。
  • 女の子のためのストリップ劇場入門~女子だけど、女の子のハダカが見たいっ!~(500円くらいだったと思う) / 菜央こりんさん
    • 女性である著者がストリップ劇場にはじめて行ったエッセイを漫画仕立てしたもの。ショーの内容だけでなくマナーも書かれていて、私が全く知らない世界をイラストで分かりやすく説明されていたので購入。著者の方にバーレスク東京はストリップショーに該当するか伺った所、「違う。バーレスクはもっとウェイな感じ。こっちはしっとりしている」と仰っていました。
  • ただいま倉庫勤務中1(400円) / 各務葉月さん
    • コンビニ物流倉庫での仕事を漫画で解説した本。仕事内容が具体的に描かれていて面白かったので購入。
  • 食べ方図説 崎陽軒シウマイ弁当編(500円) / 食べ方学会さん
    • ご飯に等分線が引かれていることが特徴的(と思っている)な崎陽軒の弁当ですが、様々な人に食べる順番とその際の細かいテクニックを聞いて、まるで料理のレシピ本のように冊子にまとめたものが売られていました。崎陽軒の取締役にも聞いた結果を掲載しているのがアグレッシブで面白かったので購入しました。
  • 『POP-MUSIC GUIDE 2010年代の200枚』(500円) / muimixさん
    • 2010年代のポップミュージックを、音楽ジャンルのタグをつけて解説された記事。音楽のジャンルは(特にテクノで)細分化されすぎていて定義がわからなくなったので、こういう本はありがたいなーと思い購入しました。おまけで配布されたCDもいい感じ。
  • コンパチブル・シェルスクリプティング(第5版)(1,000円) / リッチー大佐さん

気になったもの

  • 栞和りなの閉鎖病棟備忘録 / 栞和りなさん
    • 私が行くときには売り切れていた(&作者さんも離席中)のですが、閉鎖病棟に隔離された時の体験記らしいです。
  • 宇田川じゅのさん
    • 百合ブースの前を通ると、ポスターに『中性×中性百合』と書かれているのを見かけて気になったのですが、同人誌は売り切れていました。

所感

買ったものを改めて見返してみると、珍しいと思ったら何でも手に入れてますね。
即売会は、毎回違うものを見かけるので楽しいです。これからも時間の都合がつく限りは通いたいですね。

*1:文学作品の展示即売会。評論・情報ジャンルもあり